桜もちを食べに、長命寺へ散歩
1999.03.15

スミダガワ デ オヤツ ヲ タベル


 

  

 隅田川七福神のひとつ、長命寺・弁財天へお参りする。寺号の由来は、三代将軍家光が隅田川の沿岸で鷹狩りを行った際に、急に病を催し、やむを得ずこの寺で休息することとなった。そして境内の井戸水で薬を服用したところ、たちまち快癒したので家光は霊験に感じ、長命水の名を捧げた。それから寺号を長命寺と改めた、というものである。

 右の写真はお参りした印にもらえるスタンプ。


 

 お堂の左手奥にはたくさんの石碑が立てられている。20本以上あるのではないだろうか。こんど全部調べてみたい。右の写真の人物は、成島柳北さん。幕末から明治ににかけての随筆家であり、実業家だったヒト。と、そうした石碑を眺めつつ、奥へ奥へ。


 

 長命寺の勝手口を抜けると、そこにはかの有名なお店「長命寺 桜もち」さんがある。桜の葉の塩漬けと、餡の味のハーモニーが春らしい食感。1個180円、店内でお茶と一緒に食することもできる。遠くから車で買いにくるヒトも多い。定休日は毎週月曜日と、第四日曜日。


 

隅田川唯一の歩行者専用橋、桜橋の上にて上流の白髭橋を望む。
かつてはここに竹屋の渡しというものがあったそうだ。
東岸に注いでいた山谷堀もいまじゃ暗渠。


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