中井英夫先生のこと


ポンちゃんから銀座で行う中井先生をモチーフにした写真展の案内が届く。
[97/04/06]
 遺産管財人ことポンちゃんの写真展の案内状が来たので宣伝してオク。ポンちゃんに「インターネットで君のことを宣伝しておくよ」と話したらとても喜んでくれた。インターネット=スゴイという図式のようで、何か騙したような気分がしないでもない。まっ、一度だけ中井英夫先生のファンという方からメールを頂いたこともあったから、ちょいとは宣伝になっているのだろう。てなわけで写真展の詳細は、下記の通りです。ちなみに初日はなんと招待者のみでパーティーをするそうだ。浅草散歩も招待されたけど、ポンちゃんのイメージだとおイナリさんとお香こと日本酒って感じだな。どんなもんだか楽しみですハイ。写真集は以前にも紹介したとおりとてもいいものデスヨ。ポンちゃんの宝物であるライカで撮影されています。

【タイトル】 彗星の日々-中井英夫との四年半- 本多正一写真展
【日  時】 1997年5月27日(火)〜6月2日(月) 10:00am〜6:00pm
【場  所】 銀座NikonSalon 銀座松屋前・松屋眼鏡店3階

激貧の遺産管財人ことポンちゃんの中井先生についてのエッセイが、幻想文学に掲載
[97/03/23]
 激貧の遺産管財人ことポンちゃんの中井先生についてのエッセイが、「幻想文学」49号に掲載された。巻頭特別特集の「『虚無への供物』ついにドラマ化」の項で、中井英夫納骨記を書いている。先日の衛星テレビでのスタッフインタビューなどもあるので、中井ファンは書店へ1500円を握りしめ走れ! アア、薔薇の不在・・・


遺産管財人ポンちゃんが、なんと銀座で写真展をするのダ。金がないのに無理するなョ。
[97/01/13]
 遺産管財人ポンちゃんの年賀状に今年は銀座で写真展を開くとある。中井先生との出会いから、その死まで写真で綴った写真集「彗星との日々」の写真展(97/05/27〜06/02)だ。金がないのに銀座ニコンサロンだって! よく知らないけど銀座ニコンサロンって会場費高くないのかなあ。先生の負債を抱えた身でガンバルなあ。宣伝よろしくとのことなので、興味のあるマスコミ関係の方は私までメールクダサイ。ポンの連絡先を教えます。あっ、それとポンが今手がけているのは創元ライブラリ版「中井英夫全集」(全10巻・別巻1)だそうです。


故中井英夫先生の代表作「虚無への供物」がドラマ化される
[96/12/24]
 友人のポンちゃんより連絡が入る。中井先生の遺産管財人となったはいいけど、先生の借金まで背負ってしまい大変だとのことだ。下の写真集も2000部自費で作ってまだ半分捌けたところだという。「浅草のリブロにも置いてあったよ」と話すと、そりゃ奇特な書店員さんがいると喜んでいた。今手がけているの中井先生の文庫本が発売されれば、なんとか借金は消えそうとのことだ。たいへんだなあ。

 で、「虚無への供物」がドラマ化なのだ。97年1月17日より連続6回(毎日曜)でNHK衛星第2で放映される。主演は深津絵里、仲村トオル(えっ?)。この本はテレビでの映像化は無理だと思うというのはポンちゃんも私も同意見。あまり期待しないでおこう。テレビ化されるのはチョトウレシイ。ところで二人とも衛星テレビ(こんな表現でいいのか?)を持っていない。遺産管財人のポンちゃん、師走に金もなく衛星テレビをどうやって手に入れる!!!


その筋では有名な小説家である故中井英夫先生の写真集が出版された
[96/03/13]
 友人のポンちゃんが写真集「彗星との日々」を出版し、献本を送ってきてくれた。小説家・故中井英夫先生(「虚無への供物」などで知られる)の写真集だ。かつて、ポンちゃんは先生の書生をして、お小遣いをもらっていたのだ。僕も小金井の自宅に招かれたことがあったけど、写真の通り先生は酒が好きな人だったなあ。ポンちゃん愛用のライカで撮られた先生のあの世へ旅立つ写真は、感動と、ポンちゃんの”記録する者”としての怖さがにじみでている。ポンちゃん初めての写真集に拍手!



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