第2回 浅草で拾ったメディアの紹介 [96/04/14]

【拾った場所】ROX3 3F ULTRA(今回はCDです。)
【タイトル】「DOOPEE TIMES」DOOPEES

あたしは「超」という副詞があまり好きではない。
あまりにも使われすぎてしまって、「超」の持つウルトラさがどんどん失われてしまっている。
でもなぜか、「超カワイイ」という言葉にはまるで生ハムとメロンをいっしょに食するごとくしっくりいくような感じがする。
で、DOOPEESである。
これは謎の女子中学生ボーカル、キャロライン・ノバクの声といい、ジャケットの彼女の顔写真といい、「超カワイイ」のである。(お見せできていないのが残念!)
アルバムはというと、一つ一つの曲というよりはアルバム自体が一まとまりの楽曲という構成で、「DOOPEE TIMEに導かれるままに音が進行する。」といったところ。かなり実験的要素の強い、とんがった音作りだが、キャロラインのキュートな声がそんなことも忘れさせてしまうほど引き込んでしまう。なお、ROX3−ULTRAは「超」を叫ぶ輩が多そうな、浅草には似つかわしくないとんがった所ではあるが、ちゃんとドリカムなんかも売ってたりするのでへんてこりんで好きだ。(なぜか、はっぴいえんどのコーナーが充実している。)


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